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Web の表を Excel に取り込むときにつまずく 4 つのこと

価格.com の比較表、商品の検索結果、自治体や省庁の統計、社内の管理画面。Web の表を Excel に入れる方法は、だいたい次の 4 つです。範囲を選んでコピー&ペーストする、Excel の「データ」→「Web から」を使う、Google スプレッドシートの IMPORTHTML を使う、ブラウザの拡張機能を使う。

単純な表なら、どの方法でもうまくいきます。そうでない表では、同じ 4 つの問題が繰り返し起きます。

下のガイドでは、それぞれの問題について、なぜ起きるか、ブラウザでの確かめ方、手での直し方、Excel と Google スプレッドシートでできること、拡張機能での扱いを順に書いています。ほかの方法で足りる場合は、そう書いています。

つまずく 4 つのこと

行が足りない・途中で欠ける

「全57件」とあるのに 10 行しかない、長い一覧が途中で終わっている。よくある原因は、残りが別のページや「もっと見る」の先にある、グリッドが見えている行しか描画していない、道具が読んだあとに行が届く、のどれかです。まずページに書かれた総件数を探し、比べる数字を手に入れるところから始めます。

次のページに進まない・1 ページ目しか取れない

1 ページ目しか入っていない、1 ページ目が 2 回入っている。「次へ」には、リンク、表だけを入れ替えるボタン、ページ全体を読み込み直すプログラム、文字のない矢印、といった作られ方があり、それぞれ別の道具がつまずきます。「次へ」にマウスを乗せてアドレスバーを見れば、どの種類かが分かります。

CSV が文字化けする・数字が別の値になる

日本語が記号の羅列になる、「00123」が「123」になる、20 桁の番号が「1.23E+19」になる。前者は文字コードの問題で、すぐ直せます。後者は Excel の自動変換で、Microsoft 365 では設定でオフにできます。CSV ではなく XLSX で書き出せば、どちらも起きません。

列名が「Column 1」になる・結合セルや見出しが崩れる

見出しが認識されない、結合セルの下が空欄になる、2 段の見出しがデータになる、値が隣の列にずれる。原因は表の HTML の書き方です。取り込んだあとなら、Power Query のフィル ダウンとヘッダーの昇格でよくあるケースは直ります。

Excel と Google スプレッドシートの組み込み機能

方法の使い分け(2026年10月時点)

場面コピー&ペーストExcel「Web から」(Windows)Google スプレッドシート IMPORTHTML拡張機能
1 ページだけで、表がページのソースにある可可可可
あとで更新したい不可可(クエリを更新)可(開いている間 1 時間ごと)製品による。TableHarvest は不可
ページごとにアドレスがある(?page=2)1 ページずつページごとにクエリを作り「クエリの追加」ページごとに数式Instant Data Scraper:掲載あり。Table Capture:有料版。TableHarvest:無料プランは 1 回 3 ページまで、Pro で無制限
アドレスの変わらない「次へ」・もっと見る・無限スクロール1 ページずつ不可不可上の行と同じ
表が読み込み後に JavaScript で作られる画面に出ている分は可Microsoft は結果が安定しないと注記。スクリプト実行の可否は記載なしGoogle の説明なし可(開いているページを読むため)
ログインが必要なページ可Web.Page の認証は匿名・Windows・Web API のみGoogle の説明なし可(開いているページを読むため)
Mac 版 Excel・Excel for the web可一覧に記載なし可可(Chrome)

根拠は各ガイドの末尾にあります。「説明なし」は、2026年10月7日に確認した各社のヘルプに、どちらとも書かれていないという意味です。

サイトにダウンロードがあれば、それがいちばん

表の近くに「CSV ダウンロード」「エクスポート」「Excel 形式」などのボタンがないか、サイトに「オープンデータ」のページがないかを、まず確かめてください。統計のサイトや管理画面には、こうした機能があることがあります。あれば、それがいちばん完全なデータで、上の方法はどれも要りません。

根拠

各ガイドの末尾に、記述ごとの根拠を載せています。